隣町のカタストロフ 第5話:心配性の母(前編)
第5話〜6話は柚月と母と心温まる物語になっている。
自宅前で彼氏である京太郎と熱い抱擁をかわす柚月。京太郎から母に挨拶したいと切り出されるが慌てて難色を示す。どうやら母に問題があり、会わせたくないようだ。
自宅に戻ってきた柚月に怒涛の世間話をする柚月の母。柚月が京太郎のことについて切り出そうとすると母は「結婚だったら、まだやめておいた方がいい…」と柚月に伝える。母は窓から京太郎を覗いており人相が良くないと言う。
柚月の母は過去にも連れてきた男性にイチャモンをつけてきたらしい。母に怒りを露わにする柚月。
翌日、柚月は母に家を出て行くことを伝える。すでに荷物をまとめていた。母は動揺しながらも柚月に菓子パンを渡し、気分転換でもしてきなさいと伝える。そんな母の態度が気に入らない柚月が菓子パンを返そうとした瞬間…
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 地変天異だ。
気がつくと母が慌てふためいている。外を見ると地上と空が逆転。
柚月は京太郎に連絡するが繋がらず。彼の元へ向かおうとする母と一悶着ありながら母も京太郎の元まで行くのに協力してくれる。
裏口からアーケード街を通って京太郎のいる会社まで向かおうとする柚月。途中、商店街の馴染みが声をかけてくる。母は商店街の馴染みを助ける。柚月は一人、京太郎の元へ。
道中、テレビが映ったと騒ぐ商店街の住人。テレビを見ると勇矢町、上勇矢町、南勇矢町の3つの街が空に向かって吸い上げられているといったニュースが放送されていた。
ここで初めて読者もだが3つの街だけで地変天異といった現象が起きていることに気づく。